デッドバイデイライト

【DbD】スピリットの基本能力、パーク、アドオンについて【デッドバイデイライト】

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スピリットの特徴

幽体離脱をして高速移動をしながらサバイバーに近づき、いきなり目の前に現れる心臓に悪い系のキラー。

メイン能力である幽体離脱「山岡の祟り」のほかに、自動発動するサブ能力「パッシブフェージング」といった、断続的に消えて移動する不思議な移動をするのでサバイバーからしたらチェイスが難しい。

ただ。幽体離脱中は不可視かつ高速で移動できるが、こちらも視認できないため生存者を見失いやすく扱いが難しい。上級者向けの殺人鬼。

しかし、能力をしっかり使いこなせるようになるとナースやヒルビリーに匹敵する強さを誇る。

ちなみにデッドバイデイライトに初めて登場した日本人であり、本名は「山岡 凜(やまおか りん)」。スピリットという名前だが、親しみやすくりんちゃんと呼ばれたりもする。

スピリットの背景

(キャラ説明や背景を見たい方は下記ボタンをクリックしてください)

スピリットのキャラ説明、人物紹介はこちら

凜は山岡家の一人娘だった。 彼女が育ったのは、香川県にある昔ながらの寂れた家屋。
凜は私立の高松大学で教育学を学んだが、傾きかけた家計にとってこれは重い負担となった。
また、同年に母親が病気になったことで、借金はどんどんと膨れ上がった。
凜は少しでも家計を救おうとバイトに励んだが、負債額が減ることはなかった。

日々増えていく借金。凜の父親は、その状況を打破すべく、勤務時間を倍にして働き始め、昇進を目指した。
しかし、その頃から彼は睡眠不足に悩まされるようになった。
絶望的な状況を突きつけてくるような悪の囁きに毎晩うなされるようになったのだ。
疲れ果てた彼は、今の状況を説明し、ボーナス、前払い、休みなど、あやゆるものを乞うてみたのだ。

しかし、彼の欲求は拒否された。
彼の働く会社は、その頃、製品ラインの一部に欠陥が見つかり、甚大な損害を出していた。
誰かが責任を負わざるを得ないその状況で、凜の父親に白羽の矢が立ってしまったのだ。
結果、彼は22年間勤め上げた会社から呆気なく解雇された。

その晩、凜は仕事を終えて帰宅した。
いつもレストランに遅くまで残っては、客の相手をしていたのだ。
自転車を倉庫に止めていると、屋内から母親の悲鳴が聞こえてきた。

凜は家に駆け込み、階段を登って両親の部屋に向かった。
床には、母親のバラバラの死体が散らばっていた。
すっぱりと切り落とされ、不自然に絡まりあう手足。 切り開かれた胸郭が飛び出た胸部。
凜は思わず吐きそうになった。

その時、凜に向かって鋭い刀が振り下ろされた。
とっさに刃を腕で食い止めた凜。 剥き出しの前腕に刀が刺さったが、目の前の衝撃的な事実に、痛みなどどこかへ吹っ飛んでしまった。
険しい表情で刀を手にしているのは他の誰でもない、父親だった。
彼を止めようと思った凜は大声で叫んだが、父親は再び彼女の腕を切りつけた。

慌てて逃げ出そうとした凜は、床に飛び散った血で足を滑らせてしまった。
戸の枠につかまり、凜が立ち上がると、刀は壁を突き破り、彼女のもう一方の腕を裂いた。
凜は苦痛に叫び、廊下へとよろめき出たが、再び父の刃が襲い掛かってきた。

彼女は震えながら、切られた柔らかな腹部を抑え、後ずさった。
母親の絡まり合った四肢の映像が脳裏をよぎる。

その瞬間、凜は父親に突進し、彼を後ろからよろめかせた。
それでも父親は、凜の切り裂かれた腹部を殴りつける。
あまりの痛みに倒れ込む凜。 彼女が必死に立ち上がろうとすると、父親は今度は彼女の腿を切りつけ、彼女を床に倒れ込ませた。

凜が階段の方に這っていこうとすると、父親は彼女の髪をつかみ、彼女の頭を障子に突っ込んだ。
その衝撃でガラスも割れ、彼女は障子を突き抜けて1階まで落ちてしまった。

上の階から聞こえてくる足音。
凜は必死に動き、割れたガラスだらけの床を這っていった。 ガラスの破片が体に食い込み、肉を裂く。
「父親を止めなければ。」そう思った凜。
彼女や母親へのこの仕打ちを絶対に許すわけにはいかなかった。

吐血する彼女の顎をガラスがかすめ、さらに血が流れた。
凜の耳には、だんだんと低い心音が響き始めた。 体はあまりにも重くなり、もはや動くことはできなかった。

父親の足音で揺れる地面。
彼女はもう自分が助からないと分かっていたが、そんなことは問題ではなかった。
今世であろうと来世であろうと、彼女は必ず復讐を果たすことを心に決めた。

暗い霧がゆっくりと彼女の目の前を覆ったが、それは彼女の憤怒を鎮めることはできなかった。
死なない──まだ死ねない。
流血と復讐を約束するように、闇がそう囁いた。

そして心に誓いを立てた凜は、ゆっくりと目を閉じた。

Rin was the only child of the Yamaoka family. She was raised in the dusty halls of a traditional house in Kagawa.
She studied Education at Takamatsu, a private university, which weighed heavily on her family's shaky finances.
Her mother got ill that year and the bills started piling up.
Rin worked part-time in a futile attempt to help lighten the load.

Her father faced a debt that grew without end. He started working double-shifts in hopes of obtaining a promotion.
That's when he started losing sleep. A dark whisper would keep him awake all night, reminding him of his hopeless situation.
Exhausted, he started to lose grasp of reality. Fighting to deny what the voice whispered at night, Rin's father made a desperate move.
He met with his superior and explained his situation. He begged for a bonus, an advance, time-off---anything.

His request was denied.
The company had launched a defective production line that was costing them dearly.
Someone had to be held accountable and Rin's father fitted the bill perfectly.
He was fired after twenty-two years of service.

That evening, Rin came home from work.
She'd stayed late to entertain customers that lingered at the restaurant.
As she parked her bike in the shed, she heard her mother's scream the house.

She rushed in, climbing up the stairs to her parents' room.
There she found bits and pieces of her mother on the floor.
Her limbs were clean-cut, tangled up in an unnatural position. Her breasts were sliced up, revealing her rib cage, which was cracked open.
Rin gagged.

A sharp Katana came crashing down.
Rin blocked the blade, which bit into her bare forearm. The shock of recognition interrupted her pain:
her father was wielding the Katana with a stoic expression.
She cried out to make him stop, but he slashed her arm again.

She rushed off and slid on the blood-smeared floor.
Using the door frame as support, she raised herself up. The Katana ripped through the wall, cleaving her other arm.
She screamed in pain as she limped into the hallway, only to be met by her father's blade.

She stepped back, trembling, as she held together the soft loose flesh of her abdomen.
Images of her mother's tangled limbs flashed before her eyes.

Rin charged at her father, making him stumble back.
He punched her torn abdomen and she recoiled in pain.
As she struggled to get back up, he slashed her thigh, making her collapse on the floor.

As she crawled towards the stairs, he grabbed her hair and yanked her against a partition.
The glass shattered on impact and she fell through, landing one floor down.

She heard footsteps somewhere above her.
With effort, she moved, worming her way into a sea of broken glass. The shards gnawed at her, ripping her flesh.
He had to be stopped.
He would not get away with what he'd done to her--with what he'd done to her mother.

Coughing up blood, her chin grazed the glass, adding to the bleeding.
A low-pitched heartbeat started to ring in her ears. Her body felt so heavy she could no longer move.

The ground shook with her father's footsteps.
She knew she was not going to make it, but she no longer cared.
She would make him pay, in this life or the next.

A dark Fog slowly veiled her eyes, but it could not subdue her rage.
She would not rest--not yet.
The darkness whispered, promising blood and revenge.

An oath was made and Rin closed her eyes.

原文 - Dead by Daylight公式




スピリットの基本能力

(武器)折れた刀

刀身は失われているが、攻撃時に右手を始め体に刺さったガラスの破片が繋がり刀の形を成す。

(能力)山岡の祟り

その場に抜け殻を残しフェイズウォーク(幽体離脱)で高速移動できる能力。

まず1.5秒間の溜めを行い、5秒間の移動速度7.04m/sといった高速移動ができる幽体離脱をする。クールタイムは15秒。

能力解除後ごく短時間加速を保ったまま移動や攻撃可能。

能力のメモ

-フェイズウォーク中は生存者の姿を視ることが出来ない。
-生存者はフェイズウォークで移動しているスピリットの姿を視る事は出来ない。(但し抜け殻に残る心音範囲の外では、霊体が近付くと風を切るような音が聞こえる)
-心音の発生位置は残された抜け殻に依存する。
-赤い引っ掻きマーク(足跡)は見えるが血痕は見えない。

スピリットの固有パーク「怨霊の怒り」「呪術:霊障の地」「怨恨」の説明

パーク名 効果
怨霊の怒り 4・3・2個の板を破壊すると効果が発動。
次に板でスタンした際、瞬時にその板を破壊する。
○レベル30以上でティーチャブルパークが出現
呪術:霊障の地 呪いのトーテムを2個生成する。
いずれかの呪いのトーテムが破壊されると、全ての生存者に40・50・60秒間の無防備状態を付与する。
もう片方の呪いのトーテムは即座に通常トーテムに戻る。
○レベル35以上でティーチャブルパークが出現
怨恨 開始時、生存者の1人にオブセッション状態を付与する。
オブセッション対象者には発電機が完了する度に5・4・3秒間、殺人鬼が可視表示される。
殺人鬼には発電機が完了する度に3秒間、全ての生存者の現在位置が強調表示される。
全ての発電機が完了するとオブセッション対象者に無防備状態が付与され、殺人鬼はオブセッション対象者を殺害することが可能となる。
※強調表示はオーラではなくマークでの表示
○レベル40以上でティーチャブルパークが出現




スピリットのアドオン

アイコン 名前 説明
草履
(Zori)
山岡の祟りの移動速度が少し増加する。(+5%)
幸せのお守り
(Shiawase Amulet)
山岡の祟りの持続時間を少し増加させる。
折り鶴
(Origami Crane)
山岡の祟りのパワー回復を少し増加させる。
贈り物の竹櫛
(Gifted Bamboo Comb)
山岡の祟りの発動溜め時間を少し減少させる。
白のヘアリボン
(White Hair Ribbon)
山岡の祟りの発動溜め時間をそこそこ減少させる。
凜の壊れた腕時計
(Rin's Broken Watch)
山岡の祟りのパワー回復をそこそこ増加させる。
泥だらけのスポーツキャップ
(Muddy Sport Day Cap)
山岡の祟りの移動速度をそこそこ増加させる。(+10%)
開運のお守り
(Kaiun Tarisman)
山岡の祟りの持続時間をそこそこ増加させる。
杜松の盆栽
(Juniper Bonsai)
パッシブフェージングの頻度を少し増加させる。
錆びた横笛
(Rusty Flute)
山岡の祟りのパワー回復がかなり増加する。
勝守のお守り
(Katsumori Tarisman)
山岡の祟りの持続時間がかなり増加する。
刀の鍔
(Katana Tsuba)
山岡の祟りの再出現時間が少し増加する。
山岡の祟りの再出現移動速度が少し増加する。
汚れた上履き
(Dirty Uwabaki)
山岡の祟りの移動速度がかなり増加する。(+15%)
血塗れの髪飾り
(Bloody Hair Brooch)
山岡の祟りの発動溜め時間がかなり減少する。
厄除けのお守り
(Yakuyoke Amulet)
山岡の祟りの持続時間をそこそこ増加させる。
山岡の祟りの移動速度をそこそこ増加させる。
山岡の祟りのパワー回復をそこそこ増加させる。
脇差の鞘
(Wakisashi Saya)
山岡の祟りの再出現時間がそこそこ増加する。
山岡の祟りの再出現移動速度がそこそこ増加する。
数珠
(Prayer Beads Bracelet)
山岡の祟りの使用時に、消音範囲をそこそこ増加させる。
桜のドライフラワー
(Dried Cherry Blossom)
パッシブフェージングの効果時間を少し増加させる。
パッシブフェージングの頻度を少し上昇させる。
母娘の指輪
(Mother-Daughter Ring)
山岡の祟りの移動速度がとてつもなく増加する。(+40%)
山岡の祟りの使用中、足跡が見えなくなる。
父親の眼鏡
(Father's Glasses)
山岡の祟りの使用中に、生存者の血痕が見えるようになる。

 









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