The Last Caretakerは、フィンランド・ヘルシンキの新興スタジオChannel37が手がける、早期アクセス中のサバイバルクラフトゲームです。
2025年11月の早期アクセス開始以降、大型アップデートを継続的に配信しており、ゲームの規模は着実に拡大しています。
今回は、これまでのアップデート履歴と、開発元の今後の方針についてまとめました。
Channel37というスタジオについて
Channel37は、2021年にフィンランド・ヘルシンキで設立された、9人規模のブティックスタジオです。
CEO兼共同創業者のミーカ・アウリオ氏をはじめ、共同創業者のヴェサ・ハロネン氏、アンティ・イルヴェッスオ氏、サミ・サーリネン氏、コミュニティマネージャーのジャック・パティーロ氏らで構成されています。
The Last Caretakerは、Channel37にとって初めてのタイトルであり、4年間かけて作り上げたシステムを土台にしていると説明されています。
早期アクセス開始時のロードマップ
早期アクセス開始と同時に発表されたロードマップでは、次のような計画が示されていました。
- 年内(2025年)に最初の大型アップデートを配信(新モジュール、暗視ゴーグル、新しいノードクエストライン、倉庫、洞窟、バスケットボールのミニゲームなどを追加)
- 2026年に4回の大型アップデートを予定(年始に1回、春に2回、夏に1回)
開発元は、これらのアップデートが順調に進めば、早期アクセス開始からおよそ1年後にあたる時期に、v1.0の正式リリースを見据えていることも示唆していました。
Update 01:Last Humans(2025年12月)
最初の大型アップデートでは、次のような要素が追加されました。
- 新クエストライン3本:「Secret of Habitat Nodes」「One Before Me」「Secret of Warehouse」
- バスケットボールのミニゲーム
- 運転可能なフォークリフト
- 暗視ゴーグル
- 音階をカスタマイズできるホーン(クラクション)とスピーカーシステム
- 物理演算・レンダリング・UIのパフォーマンス改善
Update 02:Ocean: The Final Frontier(2026年初頭)
続くアップデートでは、海洋要素が大きく強化されました。
- ジェットスキー
- 嵐と落雷装置(避雷針)
- 釣り・サルベージ関連の更新
- ボートのカスタマイズ機能
- 新しい探索クエスト、地上・水中の新ロケーション
- ソナースキャン機能の追加
- パフォーマンスの大幅改善
トランスポジウム(迷路施設)も、このアップデートで追加されたコンテンツの一つです。
Update 03:Curiosity Wakes(2026年3月19日)
「Curiosity Wakes(好奇心の目覚め)」と題されたこのアップデートは、物語上の大きな転換点となりました。
- 宇宙との接触:新設された「Council of Humanity(人類評議会)」と、委員会システムが導入され、打ち上げた人間が端末を通じて活動できるようになった
- 新たな脅威:ラムシャーク、レーザーシャーク、アークエンジェルといった新しい敵が登場し、敵AIの行動もより高度になった
- 新しいストーリーコンテンツ:新クエストと新ロケーションが追加された
- ケアテイカーのカスタマイズ:プレイヤーキャラクター自身の見た目を調整できる要素が拡充された
- 仲間ユニット:初めて、探索を手伝ってくれる仲間的な存在が登場した
このアップデートを記念して、Steamストアで20%オフのセールも実施されました。
Update 3.5:Shadow Drop
正式なロードマップにはなかった、サプライズ形式の中間アップデートも配信されています。
こうした不定期のマイナーアップデートも交えながら、Channel37は継続的にコンテンツを追加しています。
Update 04:Below Us(2026年5月)
「Below Us(私たちの足元)」は、これまでで最大級のアップデートとされています。
- サルベージ・ジャイロ:初の飛行乗り物
- ジャイロ・サービスタワー:飛行乗り物の解放に関連する新ロケーション
- エデン・クレイドル:新しいシードボールト施設
- プロジェクト・カンティクル:物語の謎に迫る新要素
- ホロメモリー:過去の出来事の視覚的痕跡を確認できる新システム
- デコイポッド、ドローン充電ステーション、フックケーブル:探索・生存を助ける実用ツール群
- クエスト・インタラクション・乗り物・ドローン・衝突判定・インベントリ・ローカライズ・UI・セーブ/ロード・サウンド・ビジュアル・ワールドストリーミングなど、幅広い項目の修正・改善
開発元の共同創業者アンティ・イルヴェッスオ氏は、「Update 4は、世界をさらに開くことがテーマです。サルベージ・ジャイロはプレイヤーの地平線の見方を変え、エデン・クレイドルとプロジェクト・カンティクルは物語をさらに深める。同時に、パフォーマンス・物理演算・セーブ・ローカライズ・UI・音声・バグ修正といった、早期アクセスに必要な地道な作業も続けています」とコメントしています。
Twitchで100万時間超の視聴実績
The Last Caretakerは、Twitchだけで合計100万時間を超える視聴時間を記録しているとされています。
早期アクセスタイトルとしては非常に高い注目度を集めており、コミュニティからのフィードバックも活発に開発へ反映されています。
パッチ後の細かい修正も継続的に配信
大型アップデートの合間にも、細かい不具合修正パッチが配信されています。
- オブジェクトのセーブデータやIDに関する不具合の修正
- エリアがアンロードされた際にケーブルの接続が切れる問題の修正
- キーボードレイアウトによっては表示がおかしくなるキーバインド表記の修正
- アイテムの取り付けが意図せず外れる問題の改善
不具合報告は、ゲーム内のフィードバックツール、Discord、メールなどで受け付けられています。
今後の展開を追うには
最新のアップデート情報は、次の窓口で発信されています。
- 公式サイトのニュースページ
- 公式Discord
- Bluesky、X(旧Twitter)、Instagramの公式アカウント
早期アクセス中のタイトルのため、今後も定期的に大型アップデートが予定されています。
正式版(v1.0)のリリース時期については、本記事執筆時点では確定した発表がないため、公式の発表を待つ必要があります。
まとめ
- The Last Caretakerは、フィンランドの新興スタジオChannel37による初のタイトル
- 早期アクセス開始時に、2026年内に4回の大型アップデートを行う計画が発表された
- Update 01「Last Humans」で新クエストや暗視ゴーグルなどが追加された
- Update 02「Ocean: The Final Frontier」で海洋要素とソナーが強化された
- Update 03「Curiosity Wakes」で宇宙との接触、新たな敵、仲間ユニットが実装された
- Update 04「Below Us」でサルベージ・ジャイロなど、これまでで最大級の要素が追加された
- Twitchでの累計視聴時間は100万時間を突破するなど、注目度の高いタイトルになっている
- 最新情報は公式サイトやDiscord、SNSで随時発信されている
The Last Caretakerは、早期アクセス期間中も精力的にアップデートが続けられているタイトルです。
今後も新しいアップデートのたびに、探索できる世界とストーリーがさらに広がっていくことが期待されます。