ムーンライター2は、早期アクセスリリース直後、PC・Steam Deckともにカクつき(スタッター)の報告が多く寄せられていました。
開発元による複数回のパッチで大きく改善されてきましたが、環境によってはまだ調整が必要な場合もあります。
今回はSteam Deckでの推奨設定と、カクつきの対処法についてまとめました。
Steam Deckの推奨設定
開発元の公式サポート情報によると、Steam Deckでパフォーマンスの問題を感じる場合は、次の設定がおすすめです。
- すべてのグラフィック設定を「Low(低)」にする
- ゲームを再起動する
- アンチエイリアシングを「FSR3」に設定する
- アップスケーリングプリセットを「Balanced(バランス)」または「Quality(クオリティ)」に設定する
この設定により、見た目の品質を保ちながら、動作を大きく改善できるとされています。
パッチ後のアップデートでは、Steam Deckのデフォルト設定が「FSR3 – Quality」に変更され、初期状態からよりシャープで安定した見た目になるよう調整されました。
長時間プレイ時の注意点
Steam Deckでプレイしていて、時間の経過とともにパフォーマンスが低下してきたと感じた場合は、次の対処法が有効です。
- 1時間おき程度を目安に、ゲームを再起動する
これにより、パフォーマンスの劣化を防ぎやすくなります。
PC版でのカクつき対処法
PC版でカクつきが発生する場合、次の設定を試してみましょう。
画面の揺れをオフにする
- ゲーム内設定から「Screen Shake(画面の揺れ)」をオフにする
boot.configファイルの編集
より踏み込んだ対処法として、設定ファイルを直接編集する方法もあります。
- ゲームのインストールフォルダを開く(Steamでゲームを右クリック→「管理」→「ローカルファイルを閲覧」)
- 「Moonlighter 2 The Endless Vault_Data」フォルダ内にある「boot.config」を開く
- 編集前に、念のためファイルのバックアップを取っておく
- 以下の設定に変更する
1 2 3 4 5 6 7 | gfx-enable-gfx-jobs=1 gfx-enable-native-gfx-jobs=1 gfx-threading-mode=6 wait-for-native-debugger=0 hdr-display-enabled=0 gc-max-time-slice=8 |
「build-guid」の項目は変更せず、そのままにしておきましょう。
ウィンドウモードの変更で改善するケースも
一部のプレイヤーからは、次のような報告もあります。
- ウィンドウモードを「ボーダーレスウィンドウ」に切り替えたところ、スタッターが解消した
- Vsync(垂直同期)は有効のままにしておく
フルスクリーンモードで問題が発生している場合は、ボーダーレスウィンドウへの切り替えも試してみる価値があります。
開発元による公式パッチ対応
開発元は、リリース直後から寄せられたレビューやフォーラムの声を精査し、迅速に対応を進めてきました。
Hotfix #1(2025年11月下旬)の主な内容
- スタッタリングへの大規模な対応
- Steam Deck向けの最適化
- 難易度・進行バランスの初期調整
- 未使用・不要なデータの整理により、スタッタリングを大幅に軽減
- 操作性・パフォーマンス・メニューの、Steam Deck向けの改善(設定・難易度選択画面の視認性向上など)
開発元は、「多くのレビューやSteamスレッドを丁寧に読み込み、パフォーマンス・Steam Deck最適化・バランスの3点を重点的に対応した」とコメントしています。
コントローラー関連の不具合
一部のプレイヤーからは、次のような報告もあります。
- PS4/PS5コントローラーを使用しているのに、画面上はXboxのボタン表示になってしまう
- コントローラーが途中で認識されなくなり、キーボード操作に切り替わってしまう
コントローラー関連の不具合は、他のゲームでも同様の症状が出る場合、ハードウェア側の問題である可能性もあります。
Steam本体側のコントローラー設定も、あわせて確認しておくとよいでしょう。
パフォーマンス改善の今後の見通し
開発元は、リリース後も継続的にパフォーマンスと安定性の改善に取り組む方針を示しています。
- 今後のアップデートでも、パフォーマンス関連の調整が続けられる見込み
- 不具合を発見した場合は、公式サポート(メールでのログ送付など)への報告が推奨されている
正式版(Ver1.0)リリース以降も、環境ごとの最適化は継続的に行われる可能性が高いため、最新のパッチノートを確認しておくことをおすすめします。
まとめ
- Steam Deckでは、グラフィック設定を「Low」にし、FSR3・Balanced/Qualityの組み合わせがおすすめ
- 長時間プレイ時は、1時間おきの再起動でパフォーマンス低下を防げる
- PC版でカクつく場合は、画面の揺れをオフにするか、boot.configファイルを編集する
- ボーダーレスウィンドウモードへの切り替えで改善したという報告もある
- 開発元は、リリース直後からパフォーマンス改善に迅速に取り組んできた実績がある
- コントローラーの不具合は、Steam側の設定確認や、他ゲームでの再現性チェックが有効
パフォーマンスの問題は、多くの場合、設定の調整で改善できます。
自分の環境に合わせて、Low設定やboot.configの編集を試しながら、快適なプレイ環境を整えていきましょう。