Ore Factory Squadは、トルコのインディースタジオ「threeW」が開発し、PlayWay S.A.が発売した協力プレイ型の採掘×工場自動化シミュレーションゲームです。2026年7月16日にSteamで正式リリースされ、発売直後からユーザーレビュー「非常に好評」を獲得。ピーク時の同時接続者数は8,000人を超えるなど、小規模インディータイトルとしては異例のヒットとなりました。
ゲームの基本コンセプトは「地下を掘って資源を採り、それを工場で加工し、契約(コントラクト)をこなして稼ぐ」というシンプルなもの。とはいえ実際にプレイしてみると、
- プロパティ(採掘可能な土地)ごとにランダム生成される地下資源
- ショベル→ピッケル→ジャックハンマー→ダイナマイトと進化していく採掘手段
- コンベアや仕分け機、倉庫ロボットによる生産ラインの自動化
- 契約の受注・納品や市場での売買という経済システム
といった要素が複雑に絡み合っており、「ただ掘って売るだけ」では思うように稼げない設計になっています。最大4人までの協力プレイに対応しており、役割分担をしっかり行うことで効率が大きく変わるのも本作の特徴です。
基本ループを最初にひとつ完成させる
Ore Factory Squadで最初につまずきやすいのが、「あれもこれも」と手を広げすぎてしまうことです。多くの海外攻略サイトが共通して強調しているのが、まずは以下のようなひとつの完結した生産ループを作ることの重要性です。
- スターター用のプロパティを購入する
- チュートリアルで指定された量の鉱石を採掘する
- 採れた鉱石を倉庫(ウェアハウス)に持ち帰る
- 仕分け機(ソーティングステーション)を経由してファクトリーストレージへ
- 最初の加工機械で製品に変換する
- 完成品をパレットに乗せる
- 在庫売却(ストックセル)または契約で換金する
- 詰まっている工程(ボトルネック)をアップグレードする
このループが一通り機能するようになってから、初めて設備やプロパティを拡張するのが安全です。プロパティを空にしようと粘りすぎたり、逆に序盤から広い範囲を掘りすぎたりすると、加工が追いつかず資材が無駄になりがちです。
1. 夜のあいだも工場を止めない
「1日の終わりに生産ラインを止めたまま寝てしまう」のは初心者にありがちなミスです。機械は夜になっても自動的には止まりません。うまく生産ラインを組んでおけば、プレイヤーが離れている間も処理は進み続けます。
1日を終える前にチェックしておきたいポイント:
- 受注可能な契約は受けてあるか
- 各機械に十分な材料が供給されているか
- コンベアやロボットは正常に稼働しているか
- 倉庫がいっぱいで搬入が止まっていないか
これをやっておくだけで、翌日はゼロからのスタートではなく、加工済み資材と契約進捗がある状態で始められます。「オフサイトワーカー」を解放してからはさらに効果が大きくなり、本拠地の工場が高付加価値の製品を作っている間に、彼らが資源収集を続けてくれるようになります。
2. 採れた鉱石をすぐ全部売らない
大量の鉱石が溜まると、つい市場で即売りしたくなりますが、これは避けるべき行動です。同じ資源を大量に売ると市場価格が下落し、結果的に得られる利益が減ってしまいます。
代わりに以下のような立ち回りを意識しましょう。
- まずは契約(コントラクト)の納品を優先する
- 余った資源はパレットに保管しておく
- 市場価格が上がったタイミングで売る
- 高額契約用に一定量を「非常用ストック」として残しておく
在庫は「使われていない荷物」ではなく「投資」だと考えるのがコツです。価格が上がるのを待つ方が、採れたそばから全部売るより結果的に稼げることが多いです。
3. やみくもに掘らず、横方向の採掘も活用する
行き当たりばったりのトンネル掘りは、想像以上に時間を無駄にします。「オアデテクター(鉱石探知機)」を解放したら、常に今必要な資源を狙って掘るようにしましょう。
また、経験者がよく使うテクニックとして、縦にひたすら掘り下げるのではなく、横方向にも掘り進めるという方法があります。横掘りには以下のメリットがあります。
- 大きな鉱脈に沿って進める
- より広い範囲の資源を発見できる
- 不安定な縦穴を避けられる
- 結果的に探索できるエリアが広くなる
最初は遅く感じますが、安定して質の良い鉱石を見つけられるようになります。また、採掘中にピッケルが壊れて中断しないよう、常に3〜4本のピッケルを携帯しておくのもおすすめです。
4. マイニングリフトはできるだけ早く建てる
地下と地上を階段で何度も往復するのは、このゲームで最も見落とされがちな時間ロスです。マイニングリフトが購入できるようになったら、真っ先に建てましょう。
- 採掘した鉱石はクレートやパレットに積む
- リフトでそのまま地上へ自動搬送する
- プレイヤー自身は地下に残って採掘を続けられる
こうすることで、地上との往復に何分もかける必要がなくなります。深いプロパティになるほど、リフトの有無で採掘効率が倍近く変わってくることもあります。
5. 購入や契約では交渉を活用する
このゲームには価格交渉の余地があります。設備やプロパティを買うとき、提示額をそのまま受け入れる必要はありません。
- 提示価格から100〜300ドルほど値引き交渉してみる
- 多くの場合、応じてもらえるか、代替案を提示される
契約についても同様で、
- 受注前に、より高い報酬を要求してみる
- 余裕のある納期の契約を選ぶ
- 少額の即金契約より高額契約を優先する
といった立ち回りが有効です。1回あたりの差額は小さくても、契約をこなす回数が増えるほど、その積み重ねは無視できない金額になります。
6. 自動化は「終盤の要素」ではなく早めに着手する
自動化はゲーム後半のやり込み要素だと思われがちですが、実際には逆です。工場内の資材移動を早い段階で自動化するほど、その後のスケールが速くなります。
まずはシンプルな自動化から始めましょう。
- 各機械の出口にパレットを設置する
- 機械同士をコンベアでつなぐ
- スプリッターで生産ラインを整理する
- 資材を手で運ぶ工程を減らしていく
「倉庫ロボット」が解放されたら、できるだけ早く導入するのがおすすめです。荷下ろしゾーンを適切に設定しておけば、プレイヤーが採掘に集中している間もロボットが搬送作業を代行してくれます。ここまで来ると、プレイヤーは「荷運び係」ではなく「工場マネージャー」として動けるようになります。
7. アップグレードの優先順位を意識する
やみくもにアップグレードを買うと、かえって進行が遅くなることがあります。おすすめの優先順位は以下の通りです。
最優先
- 上位ピッケル
- 採掘速度の強化
これらはすべての採掘作業に効いてくる基本性能です。
次点
- バックパックの容量拡張
採掘が速くなっても、すぐ荷物がいっぱいになっては意味がありません。
その次
- 自動化関連
- 倉庫ロボット
- 出力(アウトプット)の追加
これらは常時の監視なしで生産を回すための投資です。
さらにその後
- ストーンクラッシャー
- フォーミングプレス
- 上位の加工機械
資源の供給が安定してから投資すべき項目です。
最後
- ジャックハンマー
- ダイナマイト
- 追加ワーカー
- 契約受注枠の拡張
これらは、すでに軌道に乗った事業をさらに拡大するための強化と位置付けられます。
なお、見た目重視のコスメティック要素や、必要以上に広い工場拡張への出費は、自動化が安定するまでは控えたほうが無難です。
8. ダイナマイトは「連鎖」を意識して使う
ダイナマイトは邪魔な岩を壊すだけの道具ではありません。実はこのゲームで最も強力な採掘手段のひとつです。
- 単発で使うのではなく、連鎖爆破を狙う
- 一度に広いエリアを開通させる
- 隠れた鉱脈を効率よく露出させる
特に注目したいのが白いマーキングのある岩です。これは高確率で、より良質な資源が眠る隠し洞窟につながっています。ジャックハンマーを解放したら、まずダイナマイトで大まかにエリアを開き、その後ジャックハンマーで密度の高い岩盤を仕上げる、という組み合わせが効率的です。
9. 協力プレイでは役割分担を徹底する
友人と協力プレイする場合、全員が同じ作業をするのは非効率です。効率の良いチームは役割を明確に分けています。
- 採掘担当
- オアデテクターで資源を探す担当
- 工場の管理担当
- 契約交渉・納品担当
役割を分けることで、プレイヤー同士が作業を邪魔し合うことがなくなり、生産が止まりにくくなります。ボイスチャットや簡単な合図でのコミュニケーションも、忙しい採掘中の時間短縮に大きく貢献します。
10. ひとつのプロパティに固執しすぎない
ひとつの鉱山を完全に掘り尽くそうとするのは、多くの場合最善の戦略ではありません。ゲーム内の端末で以下を確認する習慣をつけましょう。
- 残存資源量
- 鉱石の含有率
- 各層(表層・中層・深層)の資源情報
たとえば契約で銅が必要なのに、今のプロパティが主にブロンズしか出ないなら、無理せず別のプロパティに切り替えるべきです。深いプロパティを解放するほど資源の質は上がっていく傾向にあります。上級者ほど「とにかく深く掘る」のではなく、契約内容・資源状況・市場価格を常に比較しながら、どこを掘るべきかを判断しています。
まとめ
Ore Factory Squadは、一見シンプルな「掘って売る」ゲームに見えて、実際には生産管理・在庫戦略・交渉・チーム連携まで求められる、意外と奥の深いタイトルです。
- 最初に完結したループを一つ作る
- 即売りせず市場と契約のバランスを見る
- 横掘り・探知機・複数ピッケルで採掘効率を上げる
- リフトと自動化への投資は早めに
- 交渉やアップグレード順序で無駄な出費を減らす
- 協力プレイでは役割分担を徹底する
これらを意識するだけで、序盤の「なぜか稼げない」「機械が止まっている」といった停滞をかなり回避できるはずです。現在も頻繁にアップデートされているタイトルのため、価格やバランスは変更される可能性がある点には注意しつつ、ぜひ参考にしてみてください。
