工場が大きくなってくると、「さっきまで動いていたはずの機械が止まっている」「コンベアに荷物が溜まったまま流れていかない」という場面に何度も出くわします。慌てて機械を買い足したり作り直したりする前に、まず疑うべきポイントはだいたい決まっています。今回は、実際にトラブルにぶつかりながら整理した、原因の切り分け方をまとめます。
「買い足す前に、まず流れを1本ずつ確認する」が基本
機械が動かないとき、私が最初にやるのは、上流から下流までを一つずつ順番に確認することです。
- 採掘側:必要な資源はきちんと採れているか、プロパティ自体が枯渇していないか
- 搬入側:マイニングリフトや搬送ラインは正しく荷物を届けられているか
- ソーティング:クレートはソーティングステーションを通り、ファクトリーストレージに反映されているか
- 機械側:レシピが選択され、必要な原料が実際に入力として認識されているか
- 出力側:完成品を受け取るパレットが、機械の出力を塞がずに置かれているか
新しい機械を買い足すのは、この確認をひと通り終えたあとの最終手段です。原因を特定しないまま機械を増やしても、同じ場所で詰まりが再発するだけのことがほとんどでした。
コンベアが詰まる主な原因
コンベアが止まっている、荷物が流れないというときは、次のポイントを順番にチェックしています。
- 出力側の受け皿が満杯になっていないか:下流のパレットや保管スペースがいっぱいだと、そこから逆流するように詰まりが発生する
- ベルトの向きが正しいか:編集の際にセグメントの向きがずれると、そこだけ流れが止まる
- 投入されている資源の種類が正しいか:専用機械に対応外の資源が流れ込むと、そこで処理が滞る
- リフトの投入口にきちんと荷物が届いているか:リフト自体は正常でも、投入口への受け渡しがうまくいっていないことがある
これらは「上流(採掘側)から見るか、下流(出力側)から見るか」のどちらかで発見しやすさが変わるので、私は詰まっている区間を挟んで両方向から確認するようにしています。
機械が生産しない典型パターン
機械そのものが動いていない場合は、次の3つのケースに当てはまることがほとんどでした。
- レシピを選び直していない:新しい資源(例えば鉄から銅に切り替えたときなど)が届いても、機械は自動でレシピを切り替えてくれない。手動で選び直す必要がある
- 原料はあるが、機械の入力として認識されていない:パレットが機械のすぐ近くに置かれているだけで、検知エリアの外側にはみ出していると反映されないことがある
- 出力側が塞がっている:完成品を受け取るパレットが用意されていない、あるいはすでに満杯になっていると、機械はそこで生産を止めてしまう
私は新しい生産ラインを組むときは、まず自動化を組む前に、手動でレシピと入出力を一度確認し、実際に製品が問題なく出てくることを見届けてから、コンベアなどの自動化に移行するようにしています。いきなり全自動で組んでしまうと、どこが原因で止まっているのかが見えにくくなるためです。
「在庫はあるのに契約が進まない」も同じ考え方で切り分ける
これは機械そのものの詰まりとは少し違いますが、似た切り分けが必要なトラブルです。銅インゴットは持っているはずなのに、契約の達成カウントがゼロのまま動かない、というようなケースでは、次の順番で確認しています。
- その製品はファクトリーストレージにあるだけで、マークされた保管エリアに移動していないのではないか
- マークされた保管エリアにはあるが、パレットパッカーに正しく投入されていないのではないか
- 製品名が、契約の求める加工段階と完全に一致しているか(粘土ブロックと粘土レンガ、通常の石炭と粉砕された石炭のように、似て非なる製品として扱われていないか)
「在庫があるのに反映されない」というトラブルのほとんどは、こうした在庫の種類や加工段階の取り違えが原因でした。
レイアウトの時点で詰まりを予防する
そもそも詰まりが起きにくいレイアウトを作っておくことも、地味ながら効果的な対策です。私が意識しているのは、
- 主要な資材ラインは、曲がり角を増やさずまっすぐな幹線として敷く
- 機械の並びの後ろ側にも、詰まりの解消やメンテナンスのために歩けるスペースを確保しておく
- コンベアの終点は必ず機械かパレタイザーのような明確な目的地につなげ、床に直接吐き出させない
- 新しいラインを追加するのは、既存のラインが安定して稼働し、利益が出るようになってからにする
窮屈にmachineryを詰め込みすぎると、詰まりが起きたときに原因箇所へたどり着くこと自体が難しくなります。多少余裕を持ったレイアウトにしておくほうが、結果的にトラブル対応の時間を短縮できました。
パレットディスペンサーなど、特定の設備の設置場所に注意
一部の設備は、置ける場所にちょっとしたクセがあります。私が実際に戸惑ったのが、パレットディスペンサーを倉庫の空いたスペースや駐車場に置こうとしてもうまく設置できなかったケースです。これは仕様上、ラインの端(横や正面)に近い位置でないと設置できないことが原因でした。「バグって置けない」と思ったときは、少し別の位置(コンベアラインの端やそば)を試してみると解決することがあります。
それでも直らないときはアップデート情報を確認する
このゲームは発売から日が浅く、頻繁にアップデートが行われています。過去には、一部のベルトの種類が機械のソケットに正しく接続されない不具合や、ロボットがパレットパッキングマシンの周辺で動けなくなる不具合、パレットがパレットパッキングマシンの内部で詰まってしまう不具合などが報告され、その後のアップデートで修正された経緯があります。
自分の配線や設定を何度確認しても原因が見当たらない場合は、ゲームのバージョンが最新かどうかを確認し、Steamコミュニティの最新のパッチノートに関連する修正が含まれていないかをチェックしてみるのもおすすめです。
まとめ
- 機械が動かないときは、採掘→搬入→ソーティング→機械→出力という流れを1本ずつ確認するのが基本
- コンベアの詰まりは、出力側の満杯・ベルトの向き・資源の種類・リフトへの受け渡しを順にチェックする
- 機械が生産しないときは、レシピの選び直し忘れ・入力の未認識・出力の塞がりの3パターンを疑う
- 「在庫はあるのに契約が進まない」トラブルも、保管エリア・パレットパッカー・製品名の一致という同じ考え方で切り分けられる
- まっすぐな幹線、メンテナンス用のスペース、明確な終点を意識したレイアウトにしておくと、詰まりそのものを予防できる
- 特定の設備は設置可能な場所にクセがあるため、置けない場合はライン端など別の位置を試す
- それでも解決しない場合は、既知の不具合が修正されていないか最新のパッチノートを確認する
「動かない」と感じたら、慌てて機械を買い足すのではなく、まず流れを一つずつ遡って確認する。この地道な切り分けが、結局は一番の近道だと感じています。
