工場の規模が大きくなってくると、自分一人で採掘から搬送、加工、契約対応までをこなすのがどんどん厳しくなってきます。そこで頼りになるのが、雇用できる従業員システムです。今回は、実際に従業員を雇って運用してみて分かった、雇い方と使いどころをまとめます。
従業員には「マイナー」と「ハンドラー」の2種類がいる
雇用できる従業員は、大きく分けて2つの役割に分かれています。
- マイナー(Miner):地下での採掘作業を担当する
- ハンドラー(Handler):地上での搬送・荷物の取り扱いを担当する
私が実際に確認した範囲では、マイナーは採掘の現場やリフトの停止階の近くに配置しておくことで、人間のプレイヤーが手を離しても資源収集を続けてくれます。一方のハンドラーは、倉庫周りでのパレット移動や荷物の取り扱いをサポートする役割です。両者は明確に役割が分かれているので、「今、何が足りていないか」を基準にどちらを雇うか決めるとよいです。
雇用は雇用UIから行う。雇う前にツールチップを確認する
従業員の雇用は、専用の雇用メニューから行います。アップデートで、この雇用画面に各従業員の役割を説明するツールチップが追加され、雇う前に「この従業員が何をしてくれるのか」を確認できるようになりました。
私は雇用の前に、必ずこのツールチップを一度確認するようにしています。同じマイナーでも、担当できる作業の範囲が細かく異なることがあるため、なんとなくのイメージだけで雇ってしまうと、期待していた作業をしてくれない、というミスマッチが起きることがあります。
雇用には「フリートマネジメント」ライセンスが関わる
マイナーを雇うためには、フリートマネジメント関連のライセンスが必要になる場面があります。私は、金属加工ライセンスやウェアハウスオートメーションと同じタイミングで検討することが多いのですが、優先度としては「今すでに人手が足りていないと感じているか」を基準に判断しています。
まだ自分一人の作業で工場が問題なく回っている段階では、無理に雇用へ先行投資する必要はありません。逆に、採掘や搬送に自分の時間が取られすぎて、他の作業(契約対応や交渉など)に手が回らなくなってきたら、雇用を検討するタイミングです。
雇用には日々のコストがかかる
従業員を雇うと、日々の賃金(維持コスト)が発生します。私が実際に注意しているのは、契約の利益が、雇用にかかるコストを明確に上回っているかを確認してから雇うということです。
生産ラインがまだその人数分の作業量を処理しきれていないのに、先に人を増やしてしまうと、日々の出費だけがかさんでいきます。雇用を検討する目安は、
- 今の生産ラインが、すでに安定して稼働している
- 契約からの収入が、追加の人件費を明確に上回っている
- 採掘や搬送のどこかで、明らかに人手が足りていないと感じる
の3つがそろったタイミングです。
オフサイト契約:従業員を外部の仕事に送り出す
雇用システムのもうひとつの側面が、従業員を「オフサイト契約」という外部の仕事に派遣できる機能です。これは、通常の採掘や搬送のサポートとは別に、従業員を一定期間別の場所での仕事に送り出し、成功すれば報酬を得て、無事に戻ってくる、という仕組みです。
実績のひとつにも「オフサイト契約を成功させ、従業員を無事に連れ戻す」という項目があり、私はこれをきっかけに一度試してみました。派遣中は、その従業員が本拠地での作業から外れることになるので、
- 派遣する従業員が抜けても、今の生産ラインが問題なく回るか
- 派遣にかかる期間と、戻ってきたときの報酬が見合っているか
を確認してから送り出すようにしています。本拠地の工場が高付加価値の製品づくりに集中している間に、派遣した従業員が別の場所で資源収集や仕事をこなしてくれる、という運用ができるようになると、ソロプレイでもかなり負担が軽くなります。
トラブル:従業員が動けなくなっていたら周辺を確認する
従業員まわりで私が実際に遭遇したのが、ハンドラーがマイナー用の車両の近くで動けなくなってしまう、というトラブルでした。これはその後のアップデートで修正されていますが、もし似たような症状(従業員が特定の場所で立ち往生している)に遭遇したら、
- 周辺に車両やパレットなど、物理的に道を塞いでいるものがないか
- 割り当てを一度解除して、再割り当てを試せる操作がないか
を確認するとよいです。ゲームのバージョンが古い場合は、最新版へのアップデートで解消されることもあります。
従業員と倉庫ロボットは役割が違う
雇用システムと倉庫ロボットは、どちらも「人手を減らす」という意味では似ていますが、担う役割が異なります。私は次のように使い分けています。
- 従業員(マイナー・ハンドラー):採掘や搬送など、比較的柔軟な作業を人間の代わりにこなす
- 倉庫ロボット:あらかじめ設定した固定ルートで、パレットを機械的に運搬する
協力プレイでは、人間のメンバーで担当しきれない部分を従業員が補い、さらに定型的なパレット搬送はロボットに任せる、という三層構造にすると、無駄なく役割分担ができました。
まとめ
- 従業員はマイナー(採掘担当)とハンドラー(搬送担当)の2種類があり、それぞれ役割が異なる
- 雇用前は必ずツールチップを確認し、期待する作業内容と合っているかをチェックする
- 雇用にはフリートマネジメント関連のライセンスが関わることがあり、人手不足を実感してから検討するのが無難
- 雇用には日々のコストがかかるため、契約の利益が人件費を上回っているかを確認してから雇う
- オフサイト契約では、従業員を外部の仕事に派遣でき、成功して連れ戻すことで実績にもつながる
- 従業員が動けなくなったら、周辺の物理的な障害物を確認し、必要なら再割り当てや最新版への更新を試す
- 従業員は柔軟な作業、倉庫ロボットは固定ルートの搬送、というように役割を分けて使うと効率的
従業員システムは、序盤のうちはあまり意識しない要素かもしれませんが、工場が大きくなるにつれて、人手をどう配分するかが運営の質を大きく左右するようになります。無理のないタイミングで少しずつ導入していくのがおすすめです。

