Valheim(ヴァルハイム)は、2021年2月2日の早期アクセス開始から約5年半、ついに正式版(Ver1.0)としてリリースされることが発表されました。
今回は、正式リリースの日程と、同時に追加される最後のバイオーム「極北(Deep North)」の情報についてまとめました。
※本記事はリリース前の発表情報をもとにしています。実際の内容は変更される可能性があります。
正式リリースは2026年9月9日
開発元のIron Gateは、2026年6月7日開催の「PC Gaming Show 2026」で、Valheimが2026年9月9日に早期アクセスを卒業し、正式版としてリリースされることを発表しました。
Valheimがフルリリースの日程を発表したのは、これが初めてです。
これまでの平地・霧の地・灰の地といったバイオームは、いずれも「完成した時にいきなり配信される」という形でしたが、今回は事前に明確な日付が示されている点が異例です。
対応プラットフォームが一気に拡大
正式版のリリースにあわせて、対応プラットフォームも大きく広がります。
- これまで:PC(Steam)、Xbox One、Xbox Series X|S
- 正式版から追加:PlayStation 5、Nintendo Switch 2
PC・Linux・Mac・Xbox・PS5・Switch 2の全プラットフォームで、同日に同時リリースされる予定です。
全プラットフォームでクロスプレイに対応
正式版では、すべての対応プラットフォーム間での完全なクロスプレイが、発売初日から有効になります。
これまでPC版とコンソール版で別々にプレイしていた人も、正式版からは機種の垣根を越えて一緒に遊べるようになります。
価格が19.99ドルから29.99ドルへ
正式版のリリースにあわせて、Valheimの価格が初めて改定されます。
- 早期アクセス期間中:19.99ドル
- 正式版(Ver1.0)から:29.99ドル
早期アクセス開始から約5年半、一度も値上げをしてこなかったValheimですが、正式版への移行を機に価格が引き上げられます。
すでに購入済みのプレイヤーは、追加料金なしでVer1.0アップデートを受け取れます。
目玉は最後のバイオーム「極北(Deep North)」
正式版最大の目玉が、8番目にして最後のバイオームとなる「極北(Deep North)」です。
- マップの最北端、灰の地よりもさらに北に生成される
- 見た目は灰の地とは対照的な、雪と氷に包まれた「ウィンターワンダーランド」(クリエイティブディレクターのロビン・エアー氏の表現)
- 静かな雪原と氷の台地が広がるが、その裏にはValheim史上最も過酷な環境が待っている
極北で追加される新要素
現時点で判明している、極北の主な新要素は次の通りです。
- 新しい敵:巨大な「ガンメルトロル」、地中に潜む「エラーキンガー」など
- 2種類の新しいダンジョンタイプ
- 廃墟の村や朽ち果てた城
- 3種類の新しい防具セット:軽装・重装・魔法使い向けの3タイプ
- ノルド系の新武器:斧、両手剣、弓など
- フロストファイア・クロスボウ:試遊した記者の間で高評価を得ている新武器
- 無制限に使えるグラップリングフック:霧の地の進行を通じて解放され、極北を待たずに使える
最終ボスについては、本記事執筆時点ではまだ公開されていません。
グラップリングフックは霧の地から使える
今回追加される新要素の中でも特に注目されているのが「グラップリングフック」です。
- 霧の地の進行を通じて解放されるため、極北に到達する前から使用できる
- 崖を素早く登れるようになるなど、移動手段として非常に便利
- ただし、フックを使っても落下ダメージそのものは無効化されないため、着地には注意が必要
- 実際に試遊した海外メディアの記者からは、「操作に慣れるまで多少練習が必要だが、慣れれば壁も簡単に登れる」と評価されている
これまで霧の地・灰の地の移動効率の悪さに苦労してきたプレイヤーにとって、大きな助けになりそうです。
既存のセーブデータはそのまま使える
正式版リリース後も、これまで遊んできたワールドとキャラクターは引き続き使用できます。
ただし、極北の生成には注意点があります。
- 極北のコンテンツは、まだ探索していない未踏の場所にのみ生成される
- すでに極北にあたる場所まで航海して探索済みの場合、その地形は古いまま(空っぽ)で残ってしまう
- Iron Gate自身は、正式版の内容をフルに楽しむために「新しいワールドで始めること」を推奨している
キャラクター自体はワールドとは別に保存されているため、これまで育てたバイキングを新しいワールドに連れていくことも可能です。
すでに灰の地をクリア済みのプレイヤーであれば、既存のセーブのまま、未探索の北方エリアで極北にすぐアクセスできるとされています。
MOD環境への影響に注意
正式版(Ver1.0)へのアップデートは、大規模なゲームの変更を伴うため、BepInExなどを使った既存のMOD環境が動作しなくなる可能性があります。
公式FAQでも、コミュニティ製MODの動作は保証されておらず、公式サポート対象外であることが明記されています。
サーバーでMODを多用している場合は、次のような対策がおすすめです。
- アップデート適用前に、必ずワールドデータのバックアップを取っておく
- 使用しているBepInEx・Jotunn・Valheim Plusなどのバージョンを記録しておく
- 本番サーバーに適用する前に、コピー環境でテストする
Steam実績が50個以上追加
正式版では、Steamの実績(アチーブメント)も50個以上追加される予定です。
これまで実績要素が少なかったValheimですが、正式版を機にやり込み要素としての実績システムが強化されます。
まとめ
- Valheimは2026年9月9日に、早期アクセスを卒業して正式版(Ver1.0)がリリースされる
- PS5・Switch 2への新規展開と、全プラットフォーム間の完全クロスプレイが同時に実現する
- 価格は19.99ドルから29.99ドルに値上げされる(既存購入者は追加料金なし)
- 最後のバイオーム「極北(Deep North)」が、マップ最北端に追加される
- 新しい敵・防具・武器・ダンジョンに加え、グラップリングフックも登場する
- グラップリングフックは霧の地から解放され、極北を待たずに使える
- 既存のセーブは引き継げるが、フル体験には新規ワールドの開始が推奨されている
- MOD環境は正式版への更新で動作しなくなる可能性があるため、事前のバックアップが重要
- Steam実績も50個以上追加される予定
早期アクセスから約5年半をかけて育てられてきたValheimが、いよいよ完成のときを迎えます。
正式リリースに向けて、装備やMOD環境の準備を整えながら、極北の到来を待ちましょう。