Valheimの人気MOD「Epic Loot」は、ランダム生成のレア装備やエンチャント要素を追加する、やり込み系の代表的なMODです。
導入することで、Valheim本編にはない、より本格的なハクスラ(ハックアンドスラッシュ)的な楽しみ方ができるようになります。
今回はEpic Lootの仕組みと、基本的な使い方についてまとめました。
Epic Lootとは
Epic Lootは、Valheimのドロップテーブルを変化させ、装備品にランダムなレアリティとエンチャント効果を付与するMODです。
- 敵を倒したときのドロップ品や、宝箱の中身に、レアリティ付きの装備が混ざるようになる
- 装備には、特定のスキルにバフがかかる、通常にはない特殊効果を持つものが登場する
レアリティの種類
Epic Lootでは、装備に4段階(+通常)のレアリティが設定されます。
- 通常:レアリティなし
- Rare(レア):黄色背景のアイコン。名前にエンチャントの特徴を表す形容詞が付く
- Epic(エピック):紫色背景のアイコン。名前に「二つ名」が付く
- Legendary(伝説級):緑色背景のアイコン。北欧神話に関連する固有名詞など、かっこいい二つ名が付く
レアリティが高いほど、付与されるエンチャント効果の数や強さも増していきます。
MODの導入に必要な前提MOD
Epic Lootは、単体では動作せず、複数の前提MODが必要です。
- BepInExPack Valheim
- Json .NET
- Jotunn(開発者向けライブラリMOD)
- Extended Item Data Framework
配布場所もNexus ModsとThunderstoreに分かれているため、導入前にどちらから入手するかを確認しておきましょう。
Mod管理ツール(VortexやMod Organizer 2)を使えば、これらの前提MODも含めて比較的簡単にインストールできます。
鍛冶場で使える2つの機能
Epic Lootを導入すると、鍛冶場にインタラクトした際に、新しいメニューが追加されます。
- Sacrifice(サクリファイス):敵から入手したトロフィーや、不要になったエンチャント済み装備を、素材へ変換する機能
- Enchant(エンチャント):Sacrificeで得た素材を使い、任意の装備にレアリティごとの特性(エンチャント効果)を付与する機能
エンチャントを行うには、鍛冶場のメニューから一番右のボタンを選択します。
なお、「Augmenter(オーグメンター)」というさらに上位の機能も用意されていますが、バージョンによっては未実装の場合もあるため、使いたい場合は最新の仕様を確認しましょう。
装備の入手方法
エンチャント付きの装備は、通常のプレイで敵を倒したり、宝箱を開けたりする中で、自然にドロップするようになります。
- 高レベルの敵ほど、良いレアリティの装備をドロップしやすい
- ボストロフィーのドロップ設定は、コンフィグで調整できる(「Boss Trophy Drop Mode」を「One Only」にすると、1回だけドロップするよう制限できる、など)
設定ファイルでのカスタマイズ
Epic Lootは、非常に細かい設定が可能なMODです。
設定ファイル「randyknapp.mods.epicloot.cfg」は、BepInExの「config」フォルダ内にあります。
- CraftingTabStyle:クラフトメニューのタブレイアウトを変更できる(Horizontal、Vertical、Angledなど)
- 生成された魔法のアイテム名を使用:trueにすると、レアリティ・タイプ・魔法効果に応じたランダムな名前が付与される
- ShowEquippedAndHotbarItemsInSacrificeTab:装備中・ホットバー内のアイテムを、Sacrificeタブに表示するかどうかを設定できる
ゲーム内でも「F1」キーを押すことで、簡易的な設定変更画面を呼び出せる場合があります。
日本語化パッチについて
Epic Lootは、有志による日本語化パッチが公開されています。
- Epic Loot本体のインストール後、日本語ファイルを追加で導入する
- インストール方法は、たびたびのアップデートによって変更されているため、最新の手順を確認しながら進めるのがおすすめ
- アップデートのタイミングによっては、翻訳が一時的に英語表記に戻ってしまうこともある
トラブルシューティング
コミュニティでは、Epic Loot利用時のトラブルもいくつか報告されています。
- Augment機能で、1つのエンチャントを強化すると他のエンチャントがロックされる:現状、明確な解除方法は確立されていない場合がある
- キャラクター選択画面で装備が解除されて見える現象:Epic Lootや他MODとの組み合わせによるバグの可能性がある
- 鍛冶場が機能しなくなる不具合:他のMOD(ValheimExpandedなど)との競合が原因のケースもある。該当MODを一時的に無効化して改善するか確認する
不具合が起きた場合は、まず他に導入しているMODとの組み合わせを疑い、1つずつ無効化しながら原因を切り分けるのがおすすめです。
Epic Lootを使うメリット
- 敵を倒す・探索する楽しみが、装備の質を追い求めるやり込み要素として強化される
- バニラのValheimにはない、ハクスラ的なコレクション欲求を満たせる
- 装備の名前や見た目にバリエーションが増え、プレイの新鮮さが長続きする
まとめ
- Epic Lootは、装備にレアリティとエンチャント効果を追加する人気MOD
- レアリティはRare・Epic・Legendaryの3段階(+通常)で、上位ほど強力な効果を持つ
- 導入にはBepInEx・Jotunnなど、複数の前提MODが必要
- 鍛冶場のSacrifice機能で素材化、Enchant機能で装備に特性を付与する
- 設定ファイルで、クラフトタブのレイアウトやアイテム名の生成ルールを細かく調整できる
- 日本語化パッチも公開されているが、アップデートのたびに手順が変わることがある
- 不具合が出た場合は、他MODとの競合を疑って一つずつ切り分ける
Epic Lootを導入すれば、Valheimの探索と戦闘に、新たなやり込み要素が加わります。
前提MODの導入がやや複雑ですが、しっかり設定を整えれば、大きく遊びの幅が広がるMODです。