Valheim(ヴァルハイム)は、Steam Workshopには対応していないものの、Nexus ModsやThunderstoreを通じて非常に活発なMOD文化が育っているゲームです。
執筆時点で、Nexus Modsだけでも500個を超えるMODが配布されています。
今回はValheimのMOD導入方法と、おすすめのMODについて紹介したいと思います。
MOD導入には3つの方法がある
ValheimのMOD導入方法は、大きく分けて次の3つです。
- 手動インストール:BepInExをゲームフォルダに設置し、MODを1つずつpluginsフォルダに入れる方法
- Vortex:Nexus Mods公式のMOD管理ツール
- r2modman:Thunderstore公式のMOD管理ツール
最低限のMODしか入れない場合は手動でも問題ありませんが、複数のMODを導入・管理したい場合は、Vortexかr2modmanの利用がおすすめです。
すべてのMODの土台「BepInEx」
Valheimのほとんどのコード改変系MODは、「BepInExPack Valheim」という前提ツールを必要とします。
- 本家のUnity用BepInExとは別物で、Valheim用に調整された専用パッケージ
- Thunderstoreでのみ配布されている(Nexus Modsにはない)
- Vortex・r2modmanを使えば、他のMODと一緒に自動でインストールされることが多い
手動で導入する場合は、Thunderstoreから「BepInExPack Valheim」をダウンロードし、ゲームのインストールフォルダ(exe実行ファイルがある場所)に展開します。
手動インストールの手順
- BepInExPack Valheimをダウンロードし、Valheimのインストールフォルダに設置する
- 導入したいMODを、Nexus ModsまたはThunderstoreからダウンロードする
- 解凍したファイルを「BepInEx\plugins」フォルダに入れる
pluginsフォルダに配置すればよいので、フォルダ階層やファイル名は基本的に自由です。
わかりやすいように、MODごとにサブフォルダを作って整理しておくと管理がしやすくなります。
Vortexを使った導入方法
Vortexは、Nexus Mods公式のMOD管理ツールです。
- MODページの「Install With Mod Manager」ボタンから、ワンクリックでダウンロード〜インストールまで行える
- BepInExPack Valheimなど、Thunderstore配布のMODは「Install With Mod Manager」が反応しないことがあり、その場合は「Manual Download」でダウンロードしたzipファイルを、Vortexの画面に直接ドラッグ&ドロップする
- ゲーム本体がアップデートされると、MODが一時的に機能しなくなることがあるため、事前にセーブデータのバックアップを取っておくのがおすすめ
r2modmanを使った導入方法
r2modmanは、Thunderstore公式のMOD管理ツールです。
- BepInExなど、MODの動作に必要な前提MODも、対象MODと一緒に自動でインストールしてくれる
- MODの有効化・無効化・並び替え・更新が簡単にできる
- ソフト内からcfgファイル(設定ファイル)を直接編集できる、Vortexにはない機能もある
注意点として、Nexus Mods専用で配布されているMODなど、外部サイトのMODを導入するのはやや手間がかかります。
「Settings→All→Import local mod」から読み込めますが、zipなどのアーカイブ形式かつmanifest.jsonが含まれている必要があり、単体のdllファイルなどはそのままでは読み込めません。
似たツールに「Thunderstore Mod Manager」もありますが、広告が表示されたり、Overwolfという別ソフトが同時にインストールされたりするため、r2modmanのほうがおすすめとされています。
おすすめMOD
Valheimで特に人気のあるMODには、次のようなものがあります。
- Epic Loot:ランダム生成のユニーク装備や、エンチャント要素を追加する、やり込み系の代表的MOD
- Project Auga:バニラのメニュー画面やHUDを、より洗練されたデザインに変更する見た目強化系MOD
- Valheim Plus:ゲームバランスや利便性を、細かい設定でカスタマイズできる定番MOD
- Jotunn:他のMODが土台として利用する、開発者向けのライブラリMOD
Epic LootとProject Auga(Auga)は、公式に日本語化パッチが配布されていることでも知られています。
Epic Lootの依存関係に注意
Epic Lootのような人気MODは、単体では動作せず、複数の前提MODが必要になることがあります。
- BepInExPack Valheim
- Json .NET
- Jotunn(Epic Lootが依存する開発ライブラリ)
作者によっては、Vortexでの自動インストールに対応せず、手動でBepInEx\pluginsフォルダに専用フォルダを作って配置するよう指定しているMODもあります。
導入前には、必ずMODページの説明文を確認し、必要な前提MODと配置場所を把握しておきましょう。
MODは配布サイトによって構造が違うことがある
同じMODでも、Nexus ModsとThunderstoreの両方で配布されている場合、要求されるフォルダ構造が微妙に異なることがあります。
そのため、一方のサイトで問題なく動いたMODが、もう一方のサイトからダウンロードすると正常に動かない、というケースもあり得ます。
導入時に不具合が出た場合は、別の配布サイトから入れ直してみるのも一つの手です。
正式版(Ver1.0)アップデートとMODの互換性
Valheimは2026年9月9日に正式版(Ver1.0)へアップデートされる予定です。
大規模なゲームの変更が加わるため、既存のMOD環境が正常に動作しなくなる可能性があります。
- アップデート適用前に、必ずワールドデータのバックアップを取っておく
- 使用中のBepInEx・Jotunn・各種MODのバージョンを記録しておく
- 本番のワールドに適用する前に、コピー環境でテストする
MODを多用しているサーバーを運営している場合は、こうした事前対策をしっかりしておくと安心です。
まとめ
- ValheimのMODはNexus ModsとThunderstoreの2大サイトで配布されている
- 導入方法は、手動・Vortex・r2modmanの3種類から選べる
- ほとんどのMODは、前提ツール「BepInExPack Valheim」が必要
- 複数MODを扱うなら、Vortexかr2modmanの利用がおすすめ
- Epic Loot・Project Auga・Valheim Plus・Jotunnなどが定番の人気MOD
- MODによっては、独自の前提MODや手動配置が必要な場合がある
- 同じMODでも配布サイトによってフォルダ構造が異なることがある
- 正式版(Ver1.0)アップデート後は、MOD環境が動かなくなる可能性があるため事前のバックアップが重要
MOD導入は最初こそ手間取るかもしれませんが、一度環境を整えてしまえば、Valheimの世界をさらに自分好みに拡張できます。
まずはBepInExの導入から、少しずつ試してみてください。