どーも、ひめです。
War ThunderはGaijin Entertainmentが運営する戦時中から21世紀初頭までに史実に登場した各国の戦車・戦闘機・船舶を使って陣取り合戦をする無料MMOコンバットゲームです。
戦場やエフェクトの描写もとても綺麗で、本物の戦場を駆けているかのような気持ちを味わう事も出来ますが、その環境でプレイするには要求されるスペックも高いです。
PS4やPS5でプレイする人ならばさほど問題はありませんが、パソコン版は市販の物だと物によってはまともに戦闘もできない場合もあるでしょう。
今回はこれからパソコン版をプレイしようとする人のために、どの程度のスペックがあればいいのかや快適にプレイするために設定すべき項目をご紹介しようと思います。
目次
動作環境
公式が提示している動作環境は以下となります。
必要環境 |
推奨環境 |
||
OS | Windows 7 SP1/8/10 | OS | Windows 10(64bit) |
CPU | デュアルコア 2.2 GHz | CPU | Intel Core i5・Ryzen 5 3600 |
メモリ | 4GB | メモリ | 16GB以上 |
ビデオカード | Intel HD Graphics5100
AMD Radeon 77XX NVIDEA GeForce GTX660 |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX1060以上
Raideon RX 560以上 |
DirectX | DirectX 10.1 | DirectX | Direct 11以上 |
ネットワーク環境 | ブロードバンドインターネット接続 | ネットワーク環境 | ブロードバンドインターネット接続 |
HDD容量 | 空き容量17GB以上 | HDD容量 | 空き容量35GB以上 |
※このゲームがサポートしている最低解像度は720p
見てわかる通り、ゲームプレイには最低限グラフィックボードを搭載している事が好ましく、要求されるメモリ容量もそれなりに重いものとなっています。
プレイする際は必要環境ではなく推奨環境を参考に、多少性能が足りない場合でもこれに近しい性能であれば十分です。
環境設定
実際には多少スペックが不足していても、環境設定を適切に行う事である程度安定した動作を期待できます。
ここでは設定することで動作を軽くする効果のある項目を紹介していきます。テストドライブで実際にゲームを動かしながら設定すると効果がわかりやすいので一つ一つしっかり設定していきましょう。
解像度
基本的にはお使いのモニターに合わせた解像度で問題ないと思いますが、グラフィックボードの性能が低い時は一回り下の解像度を選びましょう。
あまり低くし過ぎると画面がぼやけたような感じになって見にくくなってしまうので下げ過ぎ注意です。
異方性フィルタリング
遠くにある地形の描写をどれだけしっかり描写するかの設定です。
このように異方性フィルタリング16Xの方が地面の描写が遠くまで及んでいることがわかります。戦車の凹凸や細かい描写にも影響するようなので、数値が小さければ小さいほど描画への負担も少なく済みます。
この数値を小さくしたからと言って戦闘面で不利になるようなことはないので、品質を求めないのであればオフにしてしまって構いません。
アンチエイリアス処理
どのゲームにも大抵存在する言わずと知れた設定ですね。詳細は省きますが、早い話文字や映像のギザギザを滑らかに見えるように処理する設定です。
戦闘中は殆ど動いているか、止まっていてもそんなところにまで目を向ける余裕はないと思うので、こちらも品質にこだわらなければオフか、FXAAの設定で構いません。
TAAの方はFXAAに比べより綺麗に処理してくれますが、その分重くなるのでスペックによほど余裕が無ければ選択しない方が無難です。
アンチエイリアス処理の下に位置する項目【スーパーサンプリングアンチエイリアス】も同じ理由でオフで構いません。
テクスチャ品質
こちらも特に説明は不要かと思います。もちろん高く設定すればするほど綺麗に描写はしますが、その分負担も大きいので基本的には普通設定で構いません。
適切な解像度を選んでいれば普通設定で問題ないはずですが、それでも重いという場合は解像度を一段階落とすか、こちらの設定を小設定に落とすことで軽量化を測れるはずです。
影品質
文字通り影となる部分の描写に関わる設定です。
高く設定すればこのように細部まで描写されますが、当然処理も重くなります。また、この設定は戦闘に多少影響があり、設定により戦いやすさが少し変わります。
このように高い品質で設定した場合は戦車にも影が反映されるので、暗がりに隠れている敵戦車を見逃す可能性が上がります。
ちなみにこの項目とは違う列に【シャドウ】と【オブジェクトシャドウ】、【影の効果】の3つの設定項目がありますが、影品質が低い状態でオンにすると四角い影が描写されたりしてしまうので、高い設定にしていない場合はどれもオフでいいです。
表示解像度
基本的には初期値のままで構わないです。先ほどの解像度とテクスチャ品質を下げてもまだ動作が重いという場合は下げましょう。
地形品質
地形の凹凸感や反射などが変わります。低く設定すればもちろんそれだけ軽くなりますが、最低設定だと少しのっぺり感が強くて違和感を感じるかもしれません。
木の描画範囲
厳密に言えば木以外の部分も変わります。こちらも設定により戦闘に影響が出ることはないので基本的には初期設定か、重く感じる場合は小設定にしましょう。
草の描画範囲
この設定は敵戦車の発見率に影響するので、プレイを重視するのであれば描画範囲は狭い方がいいです。ただ巷では完全に無くしてしまうのもなぁという意見もあるので、お好みで。
右の列に【細かな葉】という設定項目がありますが、こちらはオンにしておかないとかえって見にくくなります。動作に与える影響もさほど大きくないので、描画範囲は狭くしてもこちらの設定はオンにしておきましょう。
まとめ
他にも細々とした設定がありますが、今回ご紹介した項目を設定しておけば自分の環境に合った設定が出来ると思います。
一瞬のカクつきや暗転が勝敗を分けるゲームなので、プレイ前にしっかり設定して万全の体勢で挑みましょう。