どーも、ひめです。
アストロニーア(ASTRONEER)は、2016年よりSteamでの販売を開始した宇宙を舞台にしたオープンワールドのサンドボックスゲームです。
ほどよいボリュームでサンドボックスの楽しさを味わえる良作だと私は思います。
さて、アストロニーアでは最大4人までオンラインで楽しむことができますが、様々なプラットフォームから出ているので、クロスプレイで遊ぶこともできます。
しかし違うプラットフォームで遊ぶには自宅サーバーを立てるか、レンタルサーバーを借りて構築するかをしないと遊ぶことができないです。
なので今回はレンタルサーバー(ConoHa VPS)を使ったアストロニーアのサーバーの立て方をご紹介していきます。
目次
ConoHaのアカウントを作成する
まずは下記の画像からConoHaのサイトに移動して「今すぐお申込み」を行い、アカウント作成を進めていきましょう!
そうするとアカウント作成画面になるので、必須項目の入力を行っていきます。
アカウント情報の入力が終わると、次に本人確認をする必要があります。「電話認証」か「SMS認証」どちらかを選んで本人確認しましょう。
電話認証であれば電話で認証コード、SMS認証であればショートメッセージの方に認証コードが届くので、来た番号を入力すればOKです!
次はお支払い方法を選択していきます。支払方法は下記3つになります。
- クレジットカード払い
- ConoHaチャージ(事前にコンビニ、銀行、クレジットカードなどで入金する方法)
- ConoHaカード(ConoHaショップやAmazonで購入したプリペイドカードをConoHa管理画面で登録する方法)
今回は「クレジットカード払い」を選択した場合で解説していきたいと思います。
クレジットカードの名義やカード番号など基本情報を入れて「次へ」ボタンを押して進めると支払方法の登録を完了することができます。
これでアカウント作成は完了です!
次に作成したアカウントを作って実際にConohaサーバーを作成する方法を説明します。
ConoHaでサーバーを作成する
アカウント作成後、ConoHaのコントロールパネルにログインします。
その後「VPS」タブを選び、左サイドメニューの「サーバー追加」を選択します。
そうすると「サーバー申し込み画面」が表示されるので、下記の設定を行います。
- リージョン = 「東京」
- サービス = 「Windows Server」
- VPS割引きっぷ = 「利用しない」
- プラン = 「2GBプラン」
- イメージタイプ = 「WindowsServer 2022 Remote Desktop」
次に、ライセンスにある「リモートデスクトップ(RDS)SAL」を1個追加します。(これを購入することによりサーバー画面の設定が楽にできるのでおすすめです!)
「administratorパスワード」の項目にパスワードを入力し、右側の「追加ボタン」をクリックするとサーバー追加完了します。
サーバー追加が終わったら、サーバーログインに必要なIPアドレスをチェックしておきましょう。
左サイドメニューの「サーバー」を選んだ後に、サーバーリストに今回追加したサーバーが表示されると思いますので「ネームタグ」を選択します。
そして、その画面に「IPアドレス」という項目がありますので、この数字をどこかにメモしておきましょう。
アストロニーアのサーバーを構築する
先ほどの設定でサーバーの設定は終わりましたが、次に設定したサーバーでアストロニーア用に構築する必要があります。
リモートデスクトップでサーバーに接続する
ConoHaサーバーに接続するために「リモートデスクトップ接続アプリ」を起動します。(ここで先ほど借りたリモートデスクトップ SALを使うことになります)
IPアドレスを入力する画面が出てくるので、先ほどメモしたIPアドレスを入力し接続します。
次のようなポップアップ画面が表示されますので、(先ほどメモした)ConoHaサーバーのIPアドレスを入力し「接続」ボタンをクリックします。
次に認証画面が出るので「その他」をクリックし、「別のアカウントを使用する」をクリックします。
そして、ユーザーID(Administratorと入力)と先ほど決めたパスワード(ConoHaサーバー作成時に決めた文字列)を入力してOKボタンを押します。
これでレンタルしたWindows Serverにログインできたと思います。
アストロニーア用サーバープログラムのインストール
リモートデスクトップの画面上で、ブラウザを開きます。
ブラウザを開いたら下記のアドレスをコピーして、SteamCMDをダウンロードします。
https://steamcdn-a.akamaihd.net/client/installer/steamcmd.zip
ダウンロードしたSteamCMDをダブルクリックしてコンソール画面を起動します。
コンソール画面起動後、下記のようなコードを打ってASTRONEER用サーバープログラムをインストールします。無事インストールできましたらSteamCMDを終了します。
Steam > login anonymous
Steam > force_install_dir "C:\astroneer_server"
Steam > app_update 728470 validate
Steam > exit
(force_install_dir実行後に「Please use force_install_dir before logon!」と表示されるかもしれませんが、無視でOK)
これでアストロニーア用のサーバープログラムをインストール完了です。
アストロニーア用サーバーの起動確認
まずは起動ファイルを作っておきましょう。
メモ帳を開き下記のようにコードを打ち込んで、ファイル名を「AstroneerServerStart.bat」にして保存します。
@echo off
start AstroServer.exe
pause
そして、作成した起動ファイルをアストロニーアのサーバープログラムがインストールされたフォルダーにコピーします。
そして、起動ファイルをダブルクリックしたらサーバーを起動します。(DirectX Runtime~~~みたいなエラーが出たら指示にしたがってダウンロード)
そして、再度起動ファイルをダブルクリックすればサーバー起動の確認ができるはずです。
アストロニーア用サーバーの詳細設定
先ほど起動したアストロニーア用サーバーを一旦終了させ、次の2つのファイルを編集します。("C:\astroneer_server\Astro\Saved\Config\WindowsServer"にあります。)
■AstroServerSettings.ini
以下の項目に追記します。
- PublicIP: 先ほどConoHaサーバー作成時にメモしたIPアドレスを入力
- ServerName: 好きなサーバーの名前を入力
■Engine.ini
以下の内容を追記します。
[URL]
Port=8777
これで、最低限のサーバーの設定が完了しました。
ファイアウォールのポート開放
初期状態だと接続時にファイアウォールでブロックされてしまいます。
なので、パソコンからアクセスできるようにポート解放も行っておきましょう。
アストロニーアではUDPの8777番ポートを開放する必要があります。
まずはファイアウォール 設定画面を開き、左メニューの詳細設定をクリックします。
次に「受信の規則」>「新しい規則」>「ポート」を選択します。
プロトコルおよびポートの設定画面にて、許可するプロトコル(UDP)を選択します。そして、「特定のローカルポート」を選択後、その隣の入力欄に許可するポート番号(8777)を入力します。
次に操作の設定画面で、「接続を許可する」を選択し、次のプロファイルの設定画面はそのままで、最後に規則の名前をつけて設定完了となります。
そして、先ほどの手順で再度アストロニーア用サーバーを起動させて準備完了となります。
実際にマルチプレイサーバーに入ってみる
次はいよいよゲームを起動して接続できるか確認していきます。
まずはアストロニーアを起動し、トップ画面が表示されたらメニュー右上部にあるアイコンをクリックします。
次に、サーバーリストメニューにある「専用サーバーをお気に入りに追加」を選択後
- サーバーURL(ConoHaサーバー作成時にメモしたIPアドレス:ポート番号)
- ニックネーム(任意の文字列)
を入力し「サーバーをお気に入りに追加」をクリックします。
追加したサーバーが表示されると思うので、それを選択して「ゲームに参加する」をクリックしてみましょう。そうするとCo-opメニューが表示されるのでもう一度「ゲームに参加する」を選択します。
これでサーバーの設定がうまくいってるのであれば、ゲームにログインできます!
あとは招待したい友達にIPアドレス+ポート番号を伝え、同様の手順でサーバーに接続してもらうと一緒にプレイできるようになります。
まとめ
少し長くなってしまいましたが、アストロニーアのマルチプレイサーバーをConoHa VPSで立てる手順を紹介しました!
基本的には同じプラットフォームで誰かが部屋を立てて遊んだ方が楽ですが、どうしてもクロスプレイをしたいという人にはレンタルサーバーを借りて遊べるようにすると良いですよ!
ConoHa VPSを使えば比較的簡単にサーバーを立てることができるので、今までレンタルサーバーを立ててもうまくできなかった...という人でもおすすめです。
それではまた!